ドラゴンクエスト ユア・ストーリー見てきました!
5がモデルとなっているだけあって5好きな自分はずっと楽しみにしてたのです。
SNSでもネタバレを避けて避けてほぼ事前情報無しで見れました、計画通り!
ここではネタバレを盛大に含む感想を書くためまだ見てない人は回れ右でお願いします。
【感想】
自分の中では満点に近いくらい好きです、ボッロボロ泣いた。
所々設定が変わっていたり幼少期がダイジェストっぽかったりするなどありましたが、ぬわー、再会、結婚、石化、勇者、ゲマ戦など各所で熱くなって涙腺がヤバイ。
最後の展開も一瞬虚を突かれた感じになるけどその流れからのラストはツボぶっ刺さりでした。
個人的にはかなり最高な映画だったんですが見終わった後に検索してみた所・・・
賛否両論、むしろ否が7~8割くらいな勢いで溢れていたのでびっくり。
ドラクエ好きなら見た方がいい、ドラクエ好きとして許せない、などなど。
ここまで叩かれる要因になったのはやはりラストの10分でしょうね。
【ネタバレ感想】
・ブオーン退治をフローラが「クエスト」と言う
・フローラが好きという「自己暗示」をかけている
・妖精の城に向かう試練に「ロボット」が出る「今回はこういう設定なんじゃ」と
・子供が双子じゃない
・最後の最後で「ここは仮想空間で君はゲームをプレイしているプレイヤーだ、いつまでもこんなことしていないで現実に戻れ」とミルドラース(実はコンピューターウイルス)がゲーム世界を破壊しながら言ってくる
・近未来、ドラクエのゲームに入って遊べる装置が開発された時代、そこのゲーム施設で主人公はゲームをやっていてそれがこの映画だったという
ここに尽きます、批判の99%くらいは最後のオチっていう感じです。
上記の変わった設定は主人公(リアルの人間)がゲームに入る前に設定した内容だったのです。
覚えている限りだと「幼少期はダイジェスト」「追加キャラ+1」「ロボット登場」など、そして「いつもビアンカ選んじゃうから今回はフローラ!」という自己暗示。
これまで見てきたストーリーは全部作り物でした、メタ映画です、という終わり方。
メッチャクチャ賛否分かれるのもうなずけます、批判している人の意見もすごくわかります。
確かに自分も虚を突かれて「何これ?」みたいな状態になったのですが、そこからの主人公の発言で一気にまた引き込まれました。
・小さい頃カセットを挿して楽しんでいた思い出
・確かにゲームかも知れない、それでもそこには確かに自分だけの世界があった
そこからスラリン(実は監視プログラム)のワクチンを使ってやっつけエンディングに向かいます。
そこでリュカが言った言葉
「僕は勇者だったんだ」
これがユア・ストーリーの意味なんだと気づいてすごくぶわっとなりました。
あの時代、カセットを手に入れて必死に遊んだ時代、あの時たしかに自分はこの世界で勇者だったんだと。
VRと自覚してなおリュカはそう思えたんだなぁと、だからこそこれはドラクエを遊んでいた君たちのストーリーなんだと。
要所要所で自分が遊んでいた時の思い出が蘇って感動してて、最後に自分自身がフラッシュバックするような発言がたまらなかった。
まとまりのない文でなんですが自分の感想はこんな感じです。
【批判の内容を見て】
確かにごもっともだと思えるものもたくさんありました。
・ドラクエを見に来たのにメタ見せられて萎えた
・ユアストーリーこういうのだろ?みたいな監督の押しつけが嫌
・端折りすぎ
・これをドラクエでやるな
最後のメタ部分は本当に嫌な人いるだろうなぁと、ドラクエファンでも一気に冷めたと言ってる人もいたし合わない人にはとことん合わないと思う。
映画なんて色んな意見があってしかりだと思います、色々な意見が見れて新鮮でした。
自分にとっては楽しかった、少数派かも知れなくてもそれで良いです。
【最後に】
自分は嫁論争において絶対的ビアンカ派なんですが、映画で
自己暗示をかけてまでフローラルートを選ぼうとしたにも関わらずやっぱりビアンカになりました☆
だったのでやっぱりビアンカ最強ですわ!